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JR奈良線は京都の南部を走る列車です。主要な駅では京都市地下鉄や私鉄への乗り換えもできます。JR奈良沿線の観光スポットや混雑する駅とラッシュのピークについてご案内いたします。

JR奈良線の特徴

「奈良線」とはいうものの…

JR奈良線は京都～木津間を走る路線です。「奈良線」と名付けられているだけに、木津は奈良県かと思いきや京都府です。京都から木津まではJR奈良線、木津から奈良まではJR関西線に切り替わります。
昔は京都～奈良（桜井）間を奈良鉄道が直通運転していました。
JR奈良線が全線を引き継いでいれば、京都～奈良は1本の線路でつながっていましたが、JR関西線の前身である関西鉄道が私鉄と合併を繰り返した結果、現在の形となりました。

沿線の周辺エリアの紹介

京都駅を出発して木津にいたるまで、沿線にはどんな観光スポットがあるのか調べてみました。

駅周辺の観光スポット

【神童寺】

棚倉駅で下車、徒歩約40分で聖徳太子が創建したといわれる神童寺に着きます。宝物殿には愛染明王坐像をはじめ、不動明王立像、毘沙門天立像など、重要文化財に指定されている6体の仏像が安置されています。

【海住山寺】

重要文化財の十一面観音像や鎌倉時代に建てられた五重塔がある海住山寺。山の奥にあるため観光客は少なく、ひっそりしています。創建当時に想いを馳せながらゆっくり見物してみてはいかがでしょうか。

【浄瑠璃寺】

極楽浄土を模した庭園の中央には池があり、その西側には九体阿弥陀如来坐像を安置した阿弥陀堂と東側には国宝の三重塔が建っています。
阿弥陀堂には吉祥天女像も祀られており、特別拝観の時には同時に見ることができます。

停車駅情報

JR奈良線を走る列車は、みやこ路快速、快速、区間快速、普通の4種別。種別によって混雑状況に若干の違いがあるものの、元々の運行本数が少ないのでラッシュ時は利用客が集中します。

JR奈良線のラッシュ時刻とは？

【朝のピーク】

JR奈良線が朝のラッシュを迎えるのは7：00～9：00までの1時間半です。
ピークは7：30～8：00で、この時間帯を過ぎると車内にはゆとりが出始めます。

【帰りのピーク】

帰宅ラッシュが始まるのは17：30からで、ピークを迎えるのは18：00～19：00ごろ。満員状況が解消するのは20：00を過ぎてからになります。

【もっとも混みあう区間】

JR奈良線でもっとも混雑する区間は京都～六地蔵間です。この区間は通勤通学だけでなく観光客も多いので、乗車率は120％を超えます。

【「みやこ路快速」の混雑状況】

みやこ路快速は京都～奈良間の長距離移動用として利用する人が多く、京都～宇治間は満席員状態が顕著です。近鉄京都線と競合していますが、JR奈良線の看板列車ということもあり、みやこ路快速を選ぶ人が増えています。

【「普通」の混雑状況】

普通を利用する乗客は、ほとんどが近距離移動者です。乗客の回転率が良いため、朝のラッシュは一時的な増減を繰り返します。立ち乗り客が増えるのはみやこ路快速同様、京都～六地蔵間で、この区間をのぞけば空席も増えます。

お部屋探しのコツ

【家賃】

家賃は毎月必要なので、支払い続けても生活に余裕が残る程度に設定しましょう。

【場所】

利便性が良い、落ち着いて暮らしたいなど、場所を決める条件は人それぞれです。賃貸を探す時は条件をいくつかピックアップし、満たしている物件の中から選びましょう。

【初期費用】

物件を借りる際、初期費用をできるだけ少なくして、日々の生活費にまわしたいですよね。そんな時は敷金や礼金不要の賃貸を検討してみましょう。またシーズンオフなら、家賃交渉に応じてもらえる場合もあります。

JR奈良線には一人暮らし向けやファミリー向けの賃貸がたくさん揃っています。ご紹介したコツをヒントに、快適な賃貸を見つけましょう。